日に善悪なし。心がけしだいで、よい日に

12月 15, 2012 - 12:18 pm コメントは受け付けていません。

 今日は、友引だから悪い日だ、大安だからよいだろうという言葉
を、時々、耳にします。
 しかし、本当に、その日そのものに、よい、悪いがあるのでしょ
うか。同じ日なのに、よいことがある人もあれば、悪いことが起き
る人もあります。
 親鸞会で、話を聞いてきました。

 越前国(福井県)の守護大名・朝倉孝景は、蓮如上人からご教導
をお聞きした後、十七箇条の家訓を制定しました。「朝倉孝景条々」
として有名です。その中でも注目されるのが、日の善悪を否定した
ところでしょう。
「合戦の時、吉日を選び、方角を考て時日を移す、甚口惜候。如何
に能日なるとて、大風に船を出し、大勢に独向わば、其甲斐有るべ
からず候」(第十三条)
 これは戦国乱世の大名からすれば、画期的なことでした。当時、
教科書のように利用されていた中国の孫子、呉子などの兵法書は、
加持祈祷、占いなど、迷信がかなりの比重を占め、出陣や開戦の日
時、方角などのしきたりを示すものであったからです。実際、武田
信玄や上杉謙信が、出陣を占いで決めていたことはよく知られてい
ます。また、秀吉の九州攻略の時は、抗戦側の島津家が、「明日よ
り悪日」という軍師の勧めを入れて攻撃を中止したために、大敗を
こうむっています。次号に続きます。

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